ワークであるフィルムにシワ・キズが発生し、稼働停止が頻発

フィルムメーカー様のプラントでは、接触ロールを使ってフィルム製品を搬送する工程で、シワ・キズの発生による稼働停止が頻発していました。

当社の取り組み

エアベアリングロール（浮上搬送ロール）の提案に加え、タンケンのノウハウを生かし条件設定をサポート

お客様への詳細なヒアリングを経て、コンベアのロールのエアベアリングロールへ交換することを提案しました。エアベアリングロールは多孔質カーボン製で、カーボンからエアを出すことでフィルムを非接触で搬送するため、シワやキズの対策として効果的なためです。
お客様の導入判断の前に、当社の豊富な実験データやノウハウを生かし、最適な条件を模索しました。エアーの供給圧を始めとする多項目の条件によりフィルムの浮上特性は左右されるため、お客様立会いのデモ実験で実製造に使用するワークを使い、安定搬送可能なパラメータの設定に成功しました。

効果

大幅な原価低減の実現

デモ実験によりシワやキズが減少し、稼働率と歩留まりが向上しました。
その結果、大幅な原価低減を達成しました。

お客様の声

実製造に近い環境での試運転が安心に繋がる

製品レンタルやデモ実験により、実製造で使うフィルムを使用して製品性能を評価できたため、安心して購入できました。

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