真空チャンバー｜株式会社タンケンシールセーコウ

製品概要

真空チャンバーは、内部を真空状態に保つことができる密閉容器ですが、当社の「ボディーフレーム」は高さを変えられる可動式の真空チャンバーです。
プレス機に多く採用されています。使用方法は簡単で、ボディフレームをプレス機に取り付けるだけで真空成形環境を実現します。既存の設備でも真空プレスが可能であり、卓上プレスでも同様に対応できます。

製品の特徴

低い導入コスト

既存のプレス機を流用・転用する事で、低コストで真空成形環境を実現
ハウス型プレス機と比較して、約1/20のコストで導入可能

確実な気密性

追従性のよいリップタイプのパッキンの採用で、確実な気密性を確保（130Pa以下の真空度を実現）
製品の酸化不良を防止、高品質化を実現し歩留まりも向上

作業性向上

ワーク近傍に真空室を形成するため、真空室に無駄がなく、目標真空度に瞬時に到達し、素早く大気に開放可能
ハウス型プレス機にありがちな長い待ち時間を解消
高い作業効率は、多品種少量生産に最適

拡張性

豊富なオプションにより、チャンバー内の温度・圧力測定等が可能
シビアな温度管理、圧力管理をサポート
研究・試作などの条件出しに最適

製品仕様

仕様

到達真空度	130 Pa以下
対応プレス機	□120mm～□1800mm
成形高さ寸法	22mm～240mm
可動範囲	5mm～50mm
耐熱温度	260 ℃
材質	A5052、他
オプション	温度測定（熱電対+専用ブッシング）真空度測定（真空計+専用ブッシング）可動部保護カバー

適用機器

多層プリント配線板･フレキシブルプリント配線板製造、積層コンデンサーの製造、ゴム･樹脂成形･樹脂モールド、研究開発、既設プレス機へ装着